日本芳香族工業会-JAIA-

化学物質等安全データシート
SDS(Safety Data Sheet)2024年12月改訂

2024年12月04日
(一社)日本芳香族工業会
環境安全委員会
SDS小委員会

1.SDS標準モデルについて

 日本芳香族工業会は、会員企業のSDS作成の利便を図るとともに会員企業製品の安全な取扱いを啓発するため、1993年からMSDSの作成及び公開を行って参りました。
2007年1月には、JIS Z7250(2005)を反映し、改めて初版として位置付けて、以降も関連法規等の見直し等に対応し、改訂版を発行して参りました。

今回は、2024年4月までに施行された労働安全衛生法による化学物質規制に対応し、下表のNo.1からNo.12の改訂版を作成致しました。
 なお、No.13からNo.18については、利用者が少ないと思われるため、2021年6月1日の改訂版をもって、当工業会として内容の更新は行わないことと致しました。

このSDS標準モデルが、化学製品の性質を理解し適切に取扱うとともに、安全・健康・環境対策の向上にお役に立てれば幸いです。

2.SDS標準モデルリスト


NO 製品名 改定 NO 製品名 改定
01 ベンゼン 2024.12 10 コールタール 2024.12
02 トルエン 2024.12 11 クレオソート油 2024.12
03 キシレン 2024.12 12 コールタールピッチ 2024.12
04 オルトキシレン 2024.12 13 オルソクレゾール 2021.06
05 パラキシレン 2024.12 14 メタクレゾール 2021.06
06 エチルベンゼン 2024.12 15 パラクレゾール 2021.06
07 フェノール 2024.12 16 混合クレゾール 2021.06
08 ナフタレン 2024.12 17 クレゾール酸 2021.06
09 粗製ベンゼン 2024.12 18 キシレノール酸 2021.06

3.記載内容に対する責任

この標準モデルに記載しているデータは、会員会社の知見及び参考文献から抽出したものとなっています。

標準モデルは、会員会社及び一般ユーザー等の参考資料として作成しており、会員会社の製品に共通する基本的なデータ等を記載していますが、化学製品は原料或いは製造方法等により組成や物性に差異が生じます。

従いましてSDSの記載責任は製品の製造者が負うべきものであり、(一社)日本芳香族工業会は記載内容に責任を負いません。

 化学製品の利用者はこの標準モデルを参考資料として活用して頂けますが、製造者が特定できる製品については、製造者のSDSを取寄せて確認する事をお勧めします。